「あっ流れ星だよ」
満天の星空を見上げる女性が話しかける。
河合綺羅である。
ストレートロングの金髪が闇夜でも目立つ。
黒のロングワンピースに白のカーディガンを羽織、少し寒そうにしている。
それもそうだ。
まだ、4月3日なのだ。
夜中に出かけるような服装ではない。しかし、綺羅はこの日だけは、黒のワンピースしか着ない。
綺羅の後ろには、長身の男が立っていた。
少し幼さの残る顔立ちだ。
彼は霧島健二。
「綺羅、風邪引くから車に戻ろう」
そんな声をかける健二に微笑みを見せる綺羅。
何を言わず綺羅は健二の腕を掴み、歩き出した。
その目は真っ直ぐ満点の星を見つめていた。
満天の星空を見上げる女性が話しかける。
河合綺羅である。
ストレートロングの金髪が闇夜でも目立つ。
黒のロングワンピースに白のカーディガンを羽織、少し寒そうにしている。
それもそうだ。
まだ、4月3日なのだ。
夜中に出かけるような服装ではない。しかし、綺羅はこの日だけは、黒のワンピースしか着ない。
綺羅の後ろには、長身の男が立っていた。
少し幼さの残る顔立ちだ。
彼は霧島健二。
「綺羅、風邪引くから車に戻ろう」
そんな声をかける健二に微笑みを見せる綺羅。
何を言わず綺羅は健二の腕を掴み、歩き出した。
その目は真っ直ぐ満点の星を見つめていた。
