「そんなことにより、早く私の髪を手入れして下さい」 高木旭は、はいはい、分かりましたと言って、私の髪を触り始めた。 すると、いきなり‥‥‥…… 私の髪を顔に近づけて私にこう言った。 「うん、昨日から思ってたけどこの髪質いいね」 高木旭は、笑顔で私の髪を顔に近づけて言った。 「な、なに。してるんですか」 鏡越しから見える高木旭に言った。 私は、頬を赤らめせて高木旭を見た。 「はいはい、照れ屋だね」 高木旭は、私をバカにした口調で言ってくる。 ムカつく。