あの丸いメガネでは把握できない。 望は、茶髪の店員と話を少しして 名前も呼び合う仲になっていた。 望は、仲良くなるのは早い。 「んじゃ、行こうか」 私は、首でコクと頷いた。 「また、来ますね。倉田さん」 「はい、お待ちしてます。でも、近い内にまた来るといいよ」