「はあ? どういう意味だよ。なあ、お前らもそう思うよな」
リーダ格と思われる男の子は、いじめている仲間に同意を求めた。
しかし、その人達は黙った様子で下に俯いていた。
「お前ら、なんとか言えよ!」
リーダー格と思われる男子が、いじめている仲間に声を荒げていた。
仲間は顔を見合って、一人が口を開いた。
「…….俺は間違っている気がする」
「はあ? なに言ってんの?」
リーダー格の少年は、両腕を腰に当てて自信溢れるかのように顎をあげて言っていた。
「……」
その仲間の一人の少年は、黙って俯いていた。違う仲間達は、お、おいとその少年に声を発していたが、聞いていないふりをしていた。
「……その子も嫌なんだよ。これで分かったでしょ?」
ベニはその少年達の会話を黙ってきいて、声を発した。
リーダ格の少年は、面白くなさそうに俺とベニを見ていた。
「ベニ。やめろよ。あいつら、調子乗るぞ」


