大嫌いな社長に復讐を…。~意地悪社長VS子持ち家政婦の恋の行方は!?~②巻。


そうしたら
クスクスと笑い出すお義母様。
(あ、笑ってる)

「あ、ごめんなさい。仲良さそうだったから…つい」
また、笑っていた。

「笑うなよ…」
ムスッとして横を向くアイツ。
だが明らかに照れているのか分かった。

「もしかして照れてるの?あんた」

「うるさい」
そう言われるが、やっぱり照れてるじゃない。頬が赤いし

「さぁ、お茶にしましょうね」
ある程度笑うとお義母様は、お茶を淹れに行ってしまう。

「お義母様。
私も手伝います」
私も手伝うことにした。

お茶を淹れるとクッキーを用意してテーブルに置く。
アイツは、香月を抱き上げていた。

香月には、ほ乳瓶にお茶を入れて渡すとアイツが飲ましていた。

「うくっ…うくっ…」
美味しそうに飲む香月。
それを優しい表情をしながら見ていた。

「…あら。
相変わらず手つきがいいわね…直輝」
お義母様がアイツを見ながら呟く。