大嫌いな社長に復讐を…。~意地悪社長VS子持ち家政婦の恋の行方は!?~②巻。


「ねーねー」
やっぱり美桜に対して呼んでいた。

まだ、ママとかパパとか呼べないから、なおさら驚いた。
「かじゅ…?」
美桜も驚いていた。

「凄いわよ!
香月、美桜の事をお姉ちゃんと呼んでるのよ」
私は、興奮気味に伝えた。

そうしたら
「ねーねー」
もう一度呼ぶとニコッと微笑む香月。

「かじゅ…美桜ねーたんよ」
美桜が手を触るとギュッと握り返す香月。

「キャハッ」
嬉しそうに大はしゃぎしていた。
あらあら、可愛いらしい。

それから美桜は、ワガママを言わなくなった。
むしろ積極的に手伝いをしてくれるように。

お姉ちゃんとして自覚が芽生えたのか、またいい子になろうとしてるのか分からないけど…

香月の遊び相手をしてくれるので助かっていた。
「かじゅ~クマしゃんよ」

「たー」
クマのぬいぐるみを振り回しながら喜ぶ香月。

「振り回したら、クマしゃん目まわしゅのよ」
慌てて止めていた。