そうするとムスッと頬を膨らませる。
「美桜。お姉ちゃんってにゃまえじゃないもん。
美桜は、美桜よ!」
「そう言う意味じゃなくて…」
説明しようにも香月が泣き出してそれ所じゃないし
「もう、そんなワガママ言ってないでサッサとお手手洗いなさい。
手を洗わない子は、プリン食べれないわよ!?」
ちょっとキツく注意すると
「ふぇぇ~ん。
ママにゃんて…嫌いだもん」
大声出して泣き出してしまう。
えぇっ!?
「ちょっと美桜…」
2人で泣かれてしまい弱ってしまう。
しばらく香月を抱きかかえた状態で美桜をあやす。
だが、お互いになかなか泣き止んでくれずこちらも精神的に疲れてしまった。
結局
美桜は、好きなプリンも食べずに泣き寝入りしてしまう。
「ハァッ…」
溜め息混じりにソファーで寝てしまった美桜にブランケットをかけてあげる。
昔は、とても聞き分けのいい子だったのにどうしちゃったのかしら?
この事は、アイツが帰って来たら相談をしてみた。
身近で見てるアイツなら何か原因が分かるかもと思って



