「はぁ……?」
それしか言えなかった。どう反応したらいいのだろうか?
「と言う訳だから、今夜デートしょう。一緒に食事でもどうかな?ミス.梨花」
アッサリととんでも発言を言い放つアンナさん。
えぇっ!?
「いや、それは…ちょっと。夫も帰って来ますし
子供達の事もありますし…」
さすがに急に誘われても困る。
「何…それなら電話をしておけばいい。レディのやる事にいちいち男が口を出すものじゃない、
文句があるなら私が相手をしょう。
子供達は、大歓迎だ。必要な物は、すぐに部下に用意させよう」
「だから、さぁ行こう!
ミス.美桜もママとおばちゃんと美味しいご飯食べたいと思わないか?」
アンナさんは、美桜に尋ねだす。
「ちょっとアンナさん!?」
だが美桜は、
「美桜…ママとアンナおばちゃんとご飯食べたいのよ!」
アッサリと承諾をしてしまった。
「美桜…!?」
絶対あまり意味が分かっていないと思う。
「小さなレディからも承諾してくれた。
では、早速手配しよう。いや、楽しみだねぇ~」
アハハッとさらに豪快に笑うのだった。
結局、押し切られてしまい…食事をするはめになってしまった。
すみれは、苦笑いされ彩美は、羨ましがられる。
しかし、アイツは
『はぁっ!?一体どうなってんだ?どうして
あの女来て、そう言う展開になるんだ』
凄い剣幕で電話越しに怒鳴られる。



