するとすみれが
「それは、えぇな。私も行きたいわ」
「はい。私も行きたいです。こんな綺麗でカッコいい人とお茶出来るなんて嬉しいです」
彩美なんて目がキラキラしてしまっている。
ちょっと…2人共!?
「それなら、OKと言うことでいいね?ミス.梨花」
私の意見をスルーされお茶をする事になってしまった。
近くの喫茶店に入る。
それぞれ注文すると私は、フッとアンナさんを見た。
絵に描いたような美人。
そう言えば、アイツと一緒に並ぶとさらに迫力があってカッコいい。
すみれと彩美は、すっかりアンナさんと打ち解けていた。
「えっ!?こんなに素敵なのに独身なんですか?
恋人は?」
彩美は、何度も質問をしていた。
「ちょっと、彩美ったら…もう」
「何いいじゃないか。ミス.彩美だったかな?
こんな可愛らしいレディに質問されるなんて光栄じゃないか。
恋人は、いない。だが君達と同じ華麗なガールフレンドやそれなりの男なら居る」
「まぁ、独身ならではの楽しみかたをしているよ。何なら
君達も私のガールフレンドにならないかい?」
そう言ってきたアンナさん。
はい?
私は、驚きよりも若干引いてしまう。
すみれを見るとそれは、さすがに引いたみたいだ。
しかし、彩美だけは
「えっ~どうしましょう!?
こんな素敵な人のガールフレンドだなんて~迷っちゃいます!」
まんざらじゃないみたいだった。



