「でも、こう言うのも難しそう…」
彩美がボソッと呟く彩美。
「そんな事ないで
梨花先生の事や何か上手く作れるコツとかあるんちゃう?」
ニヤリと笑みを零すすみれ
「え~上手く作れるコツ知りた~い」
彩美が驚いたように言い返してくる。
2人共…どこかのネットショッピングみたいになってるわよ?
「大丈夫ですよ。
簡単に作れるようになってますから」
笑顔で乗る私。
ちゃんと初心者でも出来るように工夫を考えてある。
それぞれの作品を作り始める。
「ここは、こうした方がさらに可愛らしくなりますよ」
「先生~これってどうやるんですか?」
「あ、はい。今行きます!」
講師は、意外と忙しい。
先生と言われるのは、気恥ずかしくなってしまうけど…
何だか嬉しくなる。
そうしたら
赤ちゃんの泣き声がし出す。
慌てて何人かの生徒達は、赤ちゃんのもとに行ったりと世話をしながら作っていた。



