大嫌いな社長に復讐を…。~意地悪社長VS子持ち家政婦の恋の行方は!?~②巻。


「赤ちゃんは、こちらに
もし赤ちゃんが泣いたりしたら助け合ったり駆けつけれるようにしてあげて下さい」

「ミルクやおしめも用意してあるので必要なら言って下さい」

もしものために準備をしておいた。
すべて赤ちゃんや小さい子供のために。

赤ちゃん達を寝かせたり遊ばせた後
席に着いてもらい教室を始める。

初めての講師。
心配がドキドキして緊張する。
上手く言えるかしら?

深呼吸をする。
すみれ達が頑張れと言ってくれた。

「えっと…改めて
一条院梨花です。今日は、私の開く教室に来て下さりありがとうございます」

「ココでは、コストを少なくても可愛く簡単な物を作っていきたいと思います。
では、まず私がデザインした服を紹介しますね」
そう言いながら隠しておいた自分が新たに作った服を見せる。

そうすると生徒さん達は、ざわつき始める。
「うわぁ~素敵」

「あんな可愛い服が作れるなんて凄いわ」
感心したように言われ嬉しくなった。

しかし、さすがに素人がこれをすぐに作れるようになるには、無理がある。
私だって時間かけて作ってるのだから