大嫌いな社長に復讐を…。~意地悪社長VS子持ち家政婦の恋の行方は!?~②巻。


ちなみに講師の時は、一条院に通す事にした。
まぁ芸名みたいなやつ?

ホームページに本名を載せるのは、抵抗あったし
まだ〝山城〟には、慣れてないから

エレベーターに乗り込むと女性達は、驚いていた。
「凄い…まさか、こんな高級マンションだと思わなかったわ」

「本当。
何だかドキドキしちゃうわ」

「あの…本当に子供連れて来て大丈夫なんでしょうか?」
赤ちゃんを抱っこした1人の女性が心配そうに尋ねてくる。

「えぇ、大丈夫ですよ。私も子供が居る身なので
子育てしながら楽しんで参加して下さい」
笑顔で伝える。

同じ子育てをしている身としては、なかなか子供を連れて教室とかは、通えない。

だからこそ、一緒に子育てをしながら楽しんで貰いたい。
コミュニケーションのきっかけにもなるだろう。

自宅のリビングまで案内すると
それぞれ座れるように長机を用意した。

生徒人数は、都合上10人程度。

少し離れた場所に赤ちゃん用のスペースを用意してある。
ベビー布団からおもちゃなど
策もあるのでまちがえて変な所に行かないようにしてある。