大嫌いな社長に復讐を…。~意地悪社長VS子持ち家政婦の恋の行方は!?~②巻。


「あ、ちょっと…」

「これをどうすればいいんだ?そのまま打ち込めばいいのか?」

「えっ?あ、うん。
そうだけど…」

そうしたら凄く早さでパソコンに打ち込むアイツ。
(す、凄い…)

さすが、社長なだけあってパソコンの技術もあったのね。
意外な特技を知った。

「えっと…ありがとう。手伝ってくれて…」
手伝ってくれたのだからお礼を言うのは、当然だ。

何だか言うには、照れてしまうけど…

「ふん。お前がとろいから仕方がなくだ!」
パソコンを打ちながらそんな事を言ってきた。

ムムッ
やっぱりこの男は、ツンデレだ!
なかなか素直な所を見せない。

手伝ってくれたりするくせに…可愛くないな。もう…

「素直に照れなさいよ…もう」

「うるせー」
そう言いながらどんどんパソコンに打ち込むアイツ。