大嫌いな社長に復讐を…。~意地悪社長VS子持ち家政婦の恋の行方は!?~②巻。


「はぁっ?
どう言う意味だよ?」
意味が分からないと 言い出すアイツ。

「だから、簡単な手さげカバンやよだれかけとかでも工夫して飾りつけたりすれば、豪華な商品になるってことよ!」

これなら、皆も作れる上に喜ばれるだろう。
せっかくの作品なら、素敵な作品にしたい。

そして、本格的に教室の準備を始めた。
「梨花。このミシンどこに置いたらええの?」

「あ、こっちにまとめて置いておいて」
すみれが集めてくれたミシンをリビングに準備する。

後は、裁縫セットと布と準備する物は、たくさんある。

ホームページも何十人の応募があった。
さすがに全員は、無理なので、その中から抽選に選ぶ。

(嬉しい…こんなに応募が届くなんて)

感動をしていると横に居た美桜が
「ママ。何見てるの?」
ひょっこりと顔を出してきた。

「ママのホームページよ!たくさんの人にこれで見てもらうの」

「たくさんの人…?」
きょとんと不思議そうに見ている美桜。