大嫌いな社長に復讐を…。~意地悪社長VS子持ち家政婦の恋の行方は!?~②巻。


「素人相手にそんな技術の高い作品が作れる訳ねぇーだろ!?」

ムカッ
「そんな事は…」

いや有りえるか…

自分が出来るからって相手が出来る訳じゃない。
それに似たような事…彩美も言っていたわ。

「もっと簡単なモノから少しずつ上げていけばいいだろ。ないのか? 巾着とか手さげカバンとか」

巾着か手さげカバン…?
う~ん。

「なんかイマイチ。
教室までやったわりには、簡単過ぎない?何かせめてインパクトが欲しいのよね」

「じゃあ、どうする気だよ?ったく、簡単なもんでもこだわるな…お前」

そうこだわりたいじゃない。
あんたと違って

うん?
こだわる…?

「そうだわ。こだわればいいのよ!簡単なモノでも工夫して」
いいアイデアを思いついた。