大嫌いな社長に復讐を…。~意地悪社長VS子持ち家政婦の恋の行方は!?~②巻。


気持ちは、嬉しい。
嬉しいけど…

「智史…あのね。
嬉しいけど、私は…アイツと夫婦になったの」
だから、その気持ちを受け取る事は、出来ない。

「僕は、それでも諦めません。これでも片思い歴が長いんです」

「…えっと…」
弱った。
諦める気はないらしい。

「それでは、失礼します。また会いに来ます」
それだけを言うと頭を下げて行ってしまった。

断る事も出来ないまま。
どうしたものかしら?

困惑したまま居るとしばらくしてアイツが戻ってきた。
「アイツ…帰ったのか?」

「…うん。」
まだ困惑したままだった。

「何なんだ?あの男は、人を悪者扱いして…」
ブツブツ文句を言いながら不機嫌そうに

「彼は、私の事が心配なのよ…優しい人だから余計」
それが恋愛に対しても…

「ふん。そんなの知るか。
気に食わない。次、会ったら絶対に諦めさせてやる」
不満そうに言うアイツ。