リビングの扉をあける。


テレビがついたまま、誰もいない。







おかしいな。二階にいるのかな。




私は迷わず二回に向かう。


扉を開けるとあなたは驚いた顔をした。




「ど、どうやってはいったんだ!!
 何のようだ!?」








あなたは後ずさりしながら
大きな声でそう言った。



『あなたがいつも他の子ばかり
 見てるから私だけしか
 見れないようにしてあげる。』



「は!?」


『私の物になるの。』




振りかざした鋭利な刃物が
キラリと輝いた。



「やっ、やめろ!」



『私だけをみて。ほら』



「………っ!?」



『あなたは私の物よ。』




「うおぉぉぉおおおーっ!!」