「…日和…佑月をどうするの?」 そう言ったのは、凛也。 「日和の大切な人は……佑月なんだろ? なら、早く起きて佑月の側にいけよ…」 凛也は、悲しそうな苦しそうな顔をして 日和の頭を撫でていた。 ……凛也は、一体何がしたいんだよ。 「凛也…お前の目的は、なんだよ?」 「日和を幸せにする事…しかないだろ」