遠回りの優しさ ~幼馴染みとの距離~



きっと日和の所へ行こうとしてるんだ。



「おいっ!待てっ……ゲホッ!…」



ズキッズキッ…!



やばい…悪性の腫瘍が、悪化してるから
苦しいんだ。




ピロリン♪ピロリン♪



【日和が、佑月の名前を呼んでる】



【でも目を開けてくれない】



【ただ…佑月って連呼してるんだ】




ズキッズキッ…!!



俺は、ナースコールを押した。