こいつが、あの凛也!?……顔つきが、
変わったのか気づかなかった。




「嘘ついてたのか……凛也っ!」




「嘘つき王子が、俺の愛称だからな」




そういう問題じゃねーけど……そんな事は今、どうでもいいんだよ。




「日和に何かしたのかっ!お前っ!!」



ガシャーーッン!



凛也の胸ぐらを掴んで、床に叩きつける。