「そうよー?…しかも救急車に運ばれてたのは、多分佑月くんよ」 ……そ、んな…そんな事ってっ!! 「お母さん、行ってきます!」 急いで制服に着替えて、学校へと走った。 その途中…春人に電話しながら……。 プルルルル…! 『日和?……どうした?』 「……佑月の事…何か知ってない?」 『………』 しばらく黙っていた春人が…… 思わない事を口にした。