数メートル先を歩く、佑月だった。 「……あっ!」 日和が、転びそうになって俺が支えようとした瞬間……俺よりも先に。 佑月が、日和を支えていた。 「日和、大丈夫か?…本当ドジだよな」 「ありがと。でもドジじゃないから!」 なんて笑いあう2人……見たくない。