「俺が……好きなのか?」



「そう言ってるじゃんっ!!」




てっきり振られるのかと思ってた。




でもあの日の約束を覚えていたのか…。




『俺と日和は、ずっと一緒だよ』




『大きくなったら佑月のお嫁さんになりたいなっ!!』




『俺もそう思ってるよ。日和』




あの頃からずっと日和が、好き。




「日和、俺と付き合って下さい」




日和は、笑顔で頷いた。



「はいっ……」