「春人なら帰ったよ……ついさっき!」 凛也が、ドアの方を指差した。 「あ……そっか…帰っちゃったんだ…」 もう少し皆んなで、話したかったんだけどなーー部活とかあるもんねー。 春人もチャラ男なんかじゃなくて…… しっかりとした男の子なんだね。 私は、ずっと弟見たいって思っていたけど…お兄ちゃんみたいになってる。