・・・屋上。

 「はぁ・・・はぁ・・はぁ・・・。」

 昼間までサッカーしてたはずなのに。
なんでこんな疲れてたんだろ?


 学校の方が見える手すりにやっと着いた。


 「はぁ・・はぁ・・・。やってる、やってる。」


 豆粒にしか見えない部員。
でも確かにサッカーをやってる。

「なんだよ、俺怪我したのにミーティングもねぇのかよ。」

俺はちょっと先輩にムカついた。


 「あの・・・?」

俺は振り返った。

「誰・・?」