この時私には、自分には何か特別なものがあると
子供ながらに思った


家族は死んだのに、自分だけ無傷で助かった事
そして今回の事


私に死が訪れようとすると、最後に私が見た人と死が入れ代わる


しかもその死に方は、私が死のうとしていた死に方


もしかしたら、そうなのではないか


その事は、中学生のある事件で確信へとなる