約束~君との時間




自転車に乗って漕ぐごと5分
最寄駅についた

出発時刻を見ると、あと、1分で
出発…


って、嘘でしょ

間に合わないじゃん


急いでいくも、電車には間に合わず
アウトだった。

なんで、もっと早くに出てなかったんだろ
今頃後悔しても遅いし!
明日からはちゃんと余裕を持って出よ~



「おまえ、だっせーな」


後ろから誰かが笑いながら言ってきた
聞き覚えのある声…

振り返ってみたら、そこには
合格者の時の爽やかなイケメンボーイ
がいた


なんか、恥ずかしいところ見られちゃったな。
たしか、名前は大輔だったような



「あはは、大輔君にはダサいところ
見られちゃったな~」

「俺、バッチリ見ちゃった☆
でも、俺も乗り遅れたからお互い様だな」

「そーなの?じゃ、一緒に行かない?」

「おう!いいよ」


次の電車が来るまで
10分あるな…
どんな話をしたらいいんだろ…

そー思い、思いついた言葉がこれ


「大輔君には彼女いるの?」


…って、私、何聞いてんだろ!!!!
恥ずかしいし、大輔困ってるし
答えてくれるはずがないし、
なにより、彼女いるはずだし!!!!


「俺、彼女いねーよ」

「え!?」

「なんだよ笑 その反応」

「え、だって、大輔君には彼女居そうだったし」

「あ、まぢで? でも、残念ながら」


大輔君、彼女いなかったんだ

なんか、ビックリ


今度は大輔君が、
ニヤニヤしながらこっちを向いてきた

「咲羅こそ、彼氏いねーのかよ?」

「わ、私の事好きになってくれる人なんて全くいないから」

「ぶっ…」

大輔君が突然笑いだしてこっちを向いてくる

「そんなに、焦るなって」