生徒会長「何している。このままだと遅刻してしまうと・・・ん?」

生徒会長と目が合う。

生徒会長「金髪にピアス・・・。
     お前が不良から理事長を救った
     という良い不良少年だな。」

良い不良少年ってなんかおかしいぞ。

宗「たまたま目に止まったからな。
  無視は出来なかっただけだ。」

生徒会長「いや、その考えこそ持っている
     のは良いことだ。
     この学校の生徒会長として
     礼を言う。」

律儀だな。

拓也「やっぱり、宗は優しいね!」

葉子「・・・うん。」

紗姫「何で、不良なんてしてるのよ?」

千里「だよねー。」

うるさい!

生徒会長「何だか、君とは仲良くなれそうだ。これからよろしく。」

宗「あっ、はい。よろしくお願いします。」

何でか、わからないが俺も会長さんとは仲良くなれそうな気がするな。

生徒会長「後の人達は君の友人かな。  !!」

生徒会長は、拓也を見るなり固まった。
あれ、一目惚れパターン。
ヒロインがまた増えるのか~。
は~。

生徒会長(ガクッ)

と、思っていたら生徒会長は、
膝から崩れ落ちた。
何事!

拓也「大丈夫ですか!」

拓也が駆け寄るが、

生徒会長「き、気にするな。私に
     構わず、早く教室に行け!」

何で、戦場風?
何が何だかわからないが、俺達は
会長の言うとおりに教室に向かった。

俺はとてつもなく嫌な予感がしていた・・・。