待ちに待った、河合先生の講習会。
もう少し、威厳のある感じだと思ったら、全然そんなことなかった。
とてもやさしそうな雰囲気の人だ。

「じゃあ、とりあえず、最初から。」

「「「はい。」」」


今日は、定期演奏会で演奏する、クラッシックを3曲、見てもらうことになった。
うん。いつも通りできてる。

「はいありがとう。では、始めようか。」


それから一日中、河合先生の講習が続いた。
優しそうな雰囲気の河合先生でも、やっぱり楽器のことになると、少し怖かった。

「「「ありがとうございました!!」」」


「やっと終わったぁ!」