「突然でびっくりして・・つい」

「びっくりして敬語になるんだ。ククッごめんな、驚かせて。」

奏多は、笑いをこらえながら謝ってきた。
なんだか恥ずかしい…

「じゃ。」

私は先生に、課題を見せていた。
その間も、さっきのことばかり思い出して奏多と喋れたことがうれしくて、一人舞い上がっていた。

やっぱり、私は奏多のことが好きってことなのだろうか。
自覚したほうが…いいんだよね?