『失礼します。』


シーン


誰もいない。


『とりあえず、ベットで寝てて。』

ベットに行くと彩芽はすぐ眠りについた。


そして今やっと先輩の存在に気がついた。


『先輩。急にすいませんでした。』

そう言いながら彩芽の怪我の手当てをしていた。

「大丈夫。」

湿布を貼るために袖をまくりあげた。

すると前にもやられたようなあざがいっぱい。


もしかして!


やっぱり!足にも痣がいっぱい。

少し服の裾をめくるとお腹にも痣がいっぱい。

少し彩芽を横に向けて背中を見ると痣がいっぱい。


『っ。』

「…」

『彩芽。ごめん…』

本当に何してたんだろ。私は。


『先輩。すいません。ちょっと忘れ物とってきますね。』


「わかった。」