そんなある日 。


通勤場所の 移転が決まった






「 若手の 女さんは 君くらいしか此処居ないしなあ 、まあ高嶋の方が 若いがあの子は できる子じゃないしねえ 〜」





「 …ありがとうございます。
で、何処へ行けば ??」





「 悪いが 案内してる暇がなくてね 、
ああ、そう このメモ渡しとくから
新しい場所でも頑張るんだよ 、はい」






なんて あっさりした さようなら



ネチネチされるよりマシだけど



3年間も居ただけに 愛着がある 場所を離れるのは 私も寂しかった



新しいところでも私は 大丈夫 。



そう言い聞かせて 私は荷物をまとめ


メモを頼りに進んだ