「 酒井さんっ 」
「 …ん?」
「 今日 、お昼どうですか ??!
なーんちゃって …無理ですよね、」
毎日のように 私をお昼に誘ってくれるこの子は 私の後輩 高嶋ちゃん
正直これといった 仕事は出来てないし
私からすれば結婚相手探しに 通勤してるようにしか見えないという有様
…こっちにだってプライドがあるの
「 お昼は 一人で って決めてるから」
「 つめたいですぅ 〜 あたしい 、憧れてるんですよっ 藍子サンのことっ 」
「 …気安く下の名前で呼ばないで 。」
私は 此処に仕事しに来ているだけ
友達も 恋人も
この世界で馴れ合うつもりは全くない
… 高嶋ちゃんには悪いけど