まだ一緒にいたかった。





「ふぅ〜。」


大きく深呼吸をして、スタート地点に構える。

ピストルの音で走り出し、白いラインを踏んだ。


「13.7」


13.7?!
去年に比べて、タイム落ちてる…。

まあ、仕方ないか。
部活でも走ってないし…。


「神野くんは?」


神野くんはあたしの走っているときに、走り始めたらしく、今走り終わったみたい。