「もうクリスマスだね。」 街にはイルミネーションや、ツリーがたくさん飾ってある。 「だな。 こうやって、楽しみにクリスマスの日を待つ気持ちを味わえるのも、今年が最後なんだな。」 「楽しみなの?クリスマス。」 「だって、紗梨と夜遅くまでいる口実ができるじゃん。」 「そういうことね。」 「ああ。そういうこと。」