そこからの記憶はもうなくて、起きたときには、永真が隣で寝てた。 おでこには、濡れたタオルが置いてあった。 「……永真。」 大分ラクになった体を起こして、永真にブランケットをかける。 水を取りに行こうと立ち上がると、腕を掴まれた。 「まだ寝てろ。」 「……もう大丈夫。ラクになったから。」 「いいから。」