「靴箱で待ってたのに。」 「ごめんね、遅くなって。」 「別に謝って欲しいんじゃないよ。 俺を放って、あいつといたのが気に食わねぇの。 何話してたんだよ?」 「将来の夢。 菊地さん、宇宙飛行士になりたいんだって。 意外じゃない?」 「なぁ紗梨。」 永真が急に立ち止まる。 あたしもつられて立ち止まる。 「うん?」