あたしは、急いで救急車を呼んだ。 救急車の中でも、永真の手を握って、 “目を覚まして”ずっとそう願っていた。 病院について、検査で異常がなかったため、病室に運ばれる。 「……ん。」 何時間くらい待っただろうか。 永真の目が覚めた。 「永真!」 「……紗梨?」 「そう、紗梨だよ!」