「紗梨っ!」 かすかに、聞き覚えのある声が聞こえる。 そして、ふわっと体が浮いた。 「……永真……?」 気づいたら、永真があたしを抱えて泳いでいた。 やっと海岸までつく。 「……大丈夫か?……紗梨。」 永真はしんどそうに、肩で息をしてる。