それから2週間がたった。 やっと永真は退院した。 そして、4日前から、夏休みに入っている。 「紗梨、試験勉強しなくていいのかよ?」 今は、あたしの家いる。 「うん、大丈夫。 別に行きたい大学とかないもん。」 「でもやっぱり、どこかには入った方がいいだろ。」 「目標がないのに入るのは嫌。 そんなの無意味だよ。 それより今は、……永真といたいから。」