あたしは、指定されたところに座る。 すると、永真があたしを、優しく抱きしめた。 「……永真?」 あたしは、腰にまわされた永真の腕に、そっと手を添えた。 「……すぐ退院するから。 こんなとこ抜け出して、また紗梨とデートしたい。」 「うん、あたしもだよ。 早く良くなってね。」 「あぁ。」