「え?まじで? 俺今、“こいつ”って言っちゃったんだけど。」 「…まあ、ダメだけど、大丈夫だよ。 アラン様、日本語はわからないから。 でも、これからは気をつけてね。」 「ああ、もちろんわかってる。」 「あ、それでね、授業中、アラン様をここにいさせて欲しいんだけど。」 「別にいいけど。」 「ほんと?ありがとう、助かるよ。 じゃあ、また授業終わったら来るね。」 それだけ言い残して、あたしと永真は保健室を出た。