まだ一緒にいたかった。





靴を履き替えて、教室へ向かう。
その途中も、何度も注目をあびた。


「翔夜ー。」


保健室についた。


「お、紗梨に神野に……誰だ?こいつ。」


「アラン様。」


「“様”って、そんな大げさな言い方。」


「ほんとに“様”だから。
あたしの……婚約者。」