まだ一緒にいたかった。





そのとき、急に頭上から声がふってきた。


「しゃべるなら、出ていくか?」


先生の声だった。

あー、なんか、イラッときた。
自分らの欠点、わかってないの?


「出ていっても構いませんよ。
そのかわり、優秀な2名が抜けたことで、
学校のランクも少しかもしれませんが、下がるかと。」


あたしがそういうと、先生は困った顔をして、授業を再開した。