観覧車から降りるとき、抱き抱えられたままだったから、それを係の人に見られたのは、すごく恥ずかしかった。 でも、神野くん……じゃなかった。 永真は、何もなかったような顔で、ニッと笑った。 そのおかげで、あたしも自然と笑顔になれた。 やっぱりすごいな、永真。