そのとき、ガタンと車体が揺れる。 「きゃっ。」 「っと、危ねぇ。」 神野くんにキスするために立っていたあたしは、転びそうになる。 すると、神野くんが抱き抱えてくれた。 「…ごめん、ありがと。」 「助けたかわりに、これもらうからいいよ。」 神野くんはあたしの後頭部に、再び手を添える。