イケメン男子と清楚女子のヒ・ミ・ツ。

45°もある坂に差し掛かった。



俺は亀よりも遅いスピードで登って行った。


俺の背中にいる瑞樹はしっかりと掴まっているため、バランスも保ちやすい。



「大丈夫…?」


瑞樹のこの言葉を聞くのも坂に差し掛かってもう3回目だ。



「大丈夫だって」


この返事も同じく3回はした。
しかも3回とも引きつった笑顔で。


確かあの時、結構な距離を転げ落ちたからまだ距離はあるだろう。



登りきるまでに、日が落ちなければいいけどな________。