イケメン男子と清楚女子のヒ・ミ・ツ。

その問いに瑞樹は首を小さく横に振った。

「そうか…わかった」


と呟き、俺は背中に背負っていたリュックを腹側に掛けて、瑞樹に背中を向け屈む。




「乗れ」


「え?」


瑞樹は驚いたような顔つきで俺を見る。


「いいから」


「う、うん…」



俺の手にゆっくりと瑞樹が乗っかる。



「乗ったか?」


「うん」


俺は軽すぎる瑞樹の体を支えながら、ゆっくりと立ち上がった。