ストックさばきにも完全に慣れてきた…時だった。 ボキィッッ! 「え」 重心を支えていた片方のストックが、大きく悲鳴をあげた。 悲鳴を上げたストックは真っ二つに折れ、体重の半分を乗っけていた俺はバランスを崩した。 「う、うそだろぉぉぉぉぉぉ!」 重心の支えがなくなった俺の体は、そのまま転がるように坂を「落ちて行った」…。