イケメン男子と清楚女子のヒ・ミ・ツ。

迷いに迷った挙句、俺は左に進むことに決めた。


危険ではあるが、ストックをうまく使えば何とかなるだろと思い、45°以上の傾斜がありそうな坂を、巧みなストックさばきで降りて行った。


「すごい傾斜だな…」


このまま滑り降りた方が早いんじゃないかと一瞬思ったが、スピードが付いて訳のわからない所に行くのは出来るだけ避けたかった。


俺はストックを頼りに、慎重に、かつ急いで歩いた。